UiPathの世界に足を踏み入れると、モダンとクラシックの違いに戸惑ってしまうかもしれません。
その大きな違いは「デザイン」にあります。
2021 年 10 月の時点で、UiPath公式はクラシックが非推奨であることを発表しています。
UiPath Studioはモダンでの開発が主流になるでしょう。
ここでは、モダンアクティビティをモダン、クラシックアクティビティをクラシックとします。
新しい UiPath Studio のデザインのこと。クラシックに比べて洗練され、使いやすくなっています。
UiPath Studio の初期のデザインのこと。
UI の改良 | より洗練されたUIと直感的な操作性を提供します。これにより、UiPathの使用がより簡単で効率的になります。 |
最新の機能 | AIを用いた処理や外部アプリケーションとの連携において、クラシックよりもさらに機能が充実しています。 |
セキュリティとコンプライアンスの向上 | 最新のセキュリティとコンプライアンスに準拠しています。 |
UiPath の方向性 | 将来的にクラシックはサポートされなくなる可能性があります。 |
モダンの登場の背景には深い理由があります。
そもそも、UiPath Studioは直感的な操作ができて、ノンプログラミングでRPA開発ができるというコンセプトでした。
しかし、変数やセレクタを理解するにあたり、プログラミングの知識が求められるため、開発未経験者には少しハードルの高いRPAとなりました。
Studio v2019.10で、現場担当者が「簡単に」「早く」「迷わず」作ることができるRPAツールとしてStudioXが登場しました。
Studio v2020.04以降にモダンの新しいパッケージがStudioでも使用できるようになり、クラシックかモダンを選択して利用するようになりました。
モダンはStudioXで使用された実績があるため、Studioでも安心して使用することができます。
いずれはモダンが主流になるとはいえ、クラシックからモダンへの移行を待つ可能性があるケースをご紹介します。
インターネット接続やアドインの制限がある企業では、これらの制約に当てはまる項目があるかどうかを調査し、決定する必要があります。